【感想文】文系AI人材になる
今回のテーマ
今回は最近読んだ「文系AI人材になる」を紹介します。
基礎知識は全く不要で、3時間もあればさらっと読めます。
私もコテコテの文系ですが、大丈夫。
作者もZOZOの関係会社でAIプロジェクトを率いている方だけど、
いわゆる文系の方だから!
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目次
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- そもそもなんでこの本を選んだか?
- 学びを得た点
- この本を読むと良さそうな人
- まとめ
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そもそもなんでこの本を選んだか?
ぶっちゃけ、バズワードの如く「AI」って聞くけど何やねん?人工知能?
小難しいなあと思いつつ、最近会社で使われ始めたと聞き、
まずは素人にも次第。
(まぁ、役に立たなければ、メルカリで売って実質数百円くらいだろうしw)
→結論:個人的には非常に役立った!
学びを得た点
大きく4つ。
- 筆者の主張によれば、AIが実装されて、既存の業務がなくなっても、今度はAI 企画の業務などの新しい仕事が多く生まれ、AIに関わる仕事のうち、開発以外の多くを文系の人が担うと見られているとのこと。(データサイエンティストについても同じことが言えるとのこと。楽観的にも思えるが、これは心強い)
- AIの基本要素のうちの3つは「分類」、「基礎用語」、「仕組み」。これらを押さえながら勉強すると良いとのこと。ちなみに良く聞くAIという言葉は大きな概念でその中で機械学習、さらに機械学習の一つとしてディープラーニングという言葉があるとのこと。知っているようで知りませんでしたが、これが分類の一例。
- AIを実践で使っている45事例のうち、日本気象協会が天気図を見ながら天気予報精度を上げているという話や、ローン審査のために銀行が機械学習をさせているという事例が気になった。またコンビニの出店場所の検討にあたっても周りの建物や情報を入れることで、活用できるらしい。すごい。
- AIにもいくつかのタイプがあり、「代行型と協調型」「識別系、予測系、会話系、実行系」「B向け、C向け、E(Employee)向け」「マイナスを減らす、プラスを増やす」と4つの側面からカテゴライズが可能。実際に開発する際には、何をめざしたAIを作るか以上の切り口で考えるといいらしい。
この本を読むと良さそうな人
事務作業、単純作業の多いあなた
外出自粛/在宅勤務が続き時間が余っている時に、
ふと将来自分の仕事がなくならないか不安になることありませんか?
これを読んで自分の仕事がAIに代替される現実を受け止め、
どう立ち向かうか、どう活かすか考えましょう。
このままだとI型のAIにやられますから、T型のAIを使う際の補助側になりましょう。
(この本を読めば、意味がわかります)
AIって良く聞くけど結局何?という方
この本を読めば、どんな使われ方がされているのか、
コンビニから物流の現場まで様々な事例を紹介しており、
活用方法のイメージが湧きます。入門書に最適。
AIを作る自信は無いけど、仕事で使わなきゃという人
AIをどのように味方にしていくかという意味で参考になります。
本書の帯には「AIはExcelくらい誰もが使うツールへ」とありますが、
時間がある今こそ、その特徴を先取りしましょう。
(私も自分の仕事だったらどう使うか考えているところです)
まとめ
良く聞くAIってのがどういったものか抑える意味での入門書としてはよかった。
「ひょっとして、こういう仕事を楽にできる可能性があるかも?」と思いながら読むと面白いのでは?
自動車関連でも中古車の査定や品質確認に識別系のAIを使うとか、お客様対応の一環で会話系のAIがもっと使われるんだろうなーと素人ながらに思いました。
ということで気になった方は是非!
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以上